開 か れ た 学 校 の 推 進


1 地域人材の活用ゲストティーチャーの招請  


各学校が創意工夫を生かし特色ある学校づくりを進めるには、教師だけでなく地域人材を活用して、指導組織としての人的資源を豊富にそろえることが大切である。

本校においても各教科の授業の特別講師やボランティアをはじめ、特別活動や総合的な学習の時間において、ゲストティーチャーとして招請し、授業を行ってもらっている。

ゲストティーチャーには、教育振興費(総合学習、報酬費)から謝金を出しているが、謝金なしのボランティアのゲストティーチャーも数多くいる。 


2 土曜広場の開設地域・父母の運営委員会


 江別市地域ぐるみ教育活動支援事業の中での子ども文化活動育成事業として土曜広場を開設する。

 平成14年度より開設しているが、初年度は教育研究所、教育委員会文化課が主体となって実施したが、平成15年度からは、学校、PTA、地域で運営委員会を組織して活動を進めている。

 活動内容は、囲碁、将棋、手芸、木工の4種目で実施している。

 土曜広場の開催は、8月から11月まで各月2回、8回実施している。.
定している。


3 上江別小ふれあいフェスティバル父母の実行委員会


 平成12年、開校して間もないことから、児童・保護者・地域の人々のふれあいが大切とPTAが実行委員会を組織して始めたのが「上江別小学校ふれあいフェスティバル」である。

 初年度、ゲーム、出店、鳴子踊り、盆踊りなどを行ったが、1000人以上の参加があり、地域・父母の評判も良く、上江別小学校の特色ある行事として継続して行われている。

 毎年7月第二土曜休業日に実施しているが、2000人以上の参加者があり、盛会のうちに終了している。

上 江別小学校の教職員も土曜日休業日でありながら、30名近く参加、実行委員のお手伝いを行い、PTA、父母から高い評価を得ている。


4 学校施設の開放―地域スポーツ事業の拠点校


 上江別小学校は、地域スポーツ活動活性化促進事業の拠点校として、また地域の生涯学習の場としても積極的に活用されている。

 体育館、グランドは1日も空くことなく数多くの団体がスポーツ・文化活動に学校施設を利用している。
 少年団の指導者は、地域の方々が多く、児童の健全
育成の一翼を担ってくれている。


(学校施設の利用団体)

・台風一家 ・PET‘S ・江別東剣道JSC ・上江別ジャンプ

・上江別小バトミントンサークル ・上江別ドッチボールクラブ

・上江別バレーボール教室 ・江別好友 ・上江別ジュニアFC

・上江別ブルードリームズJSC


5 上江別小読み聞かせの会「おはなしのへや」


 上江別小学校の父母のボランティア団体に「読み聞かせの会」がある。

・毎週1回、放課後に30分程度の読み聞かせの実施。

・1年に2回“スペシャル”(紙芝居、ペープサート、指人形等)の実施。

・春に1年生〜6年生の「いきいきタイム」で読み聞かせの実施。

 読み聞かせの場所は、図書室を中心に教室でも行っている。

 今、読書活動の重要性が言われ、とりわけ保護者や地域の人々と連携して読書活動を進めることが大切であると指摘されている。

 江別小学校でも、本校の父母で組織されている「読み聞かせの会」との連携を深め、読書活動を推進していきたいと考えている。


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