総合的な学習の創造的な展開―豊かな心の育成

1 上江別小テーマの追求活動

3学年から6学年までの「総合的な学習の時間」に系統性を持たせる意味で、「上江別小テーマの追求活動」を教育課程の年間指導計画に位置づけている。

地域の歴史、文化、産業を体験的に学習するカリキュラムとなっている。

それぞれの学年の前年度の学習の成果を生かしながら、発展的な学習を進めている。

どの学年も地域をフィルドとする学習活動では、地域の方々をゲストティーチャーとして招請して、授業を行っている。

事例]―6年「江別式土器を作ってみよう」 

教育委員会文化課、並びに「江別土器の会」の会員の方に指導を受けながら、縄文土器の野焼き体験を行う。

 学年テーマの追求活動

子どもたちが興味関心を持てるような単元を毎年、子どもたちの意見を取り入れながら開発し、その年度の「学年テーマ」を設定し、追求活動を行っている。
[事例]―3年「江別の町探検をしょう」

地域の方をゲストティーチャーとして招請して、その方の助言、指導を受けながら、追求活動をしている。

子どもたちは自分が興味、関心を持った課題について追求活動を行い、江別の町のフィールドワークも行う。

 英会話教育

 平成14年度までは、総合的な学習の時間に国際理解教育として、外国人を招いて授業を行ってきたが、平成15年度から、それに加えて、江別市の学力向上支援の臨時講師の加配を受けて、英語教育を開始した。
 3年〜6年までは、総合的な学習の時間枠で、1,2年生は、生活科の枠で英語教育を実施している。
 平成17年度以降はは、
 5月〜3月まで、1年、2年ー各学級7時間、3年〜6年まで各学級10時間
 全校合計270時間の英語教育を実施している。


 情報教育(コンピューター教育)

パソコン教室では、ゲーム等でパソコンに親しむことから始めて、インターネットで情報を検索したり、学習のまとめをパソコンで行ったりしている。
パソコン教室は、コンピューター室の36台のパソコンを使用して行い、各学年の発達段階に応じた操作技術を習得させている。
また、各学年のワークスペースに20台のパソコンを設置し、校内ランでつなぎ、各教室での学習に活用している。

 読書活動

「心の落ち着きを培う」教育実践として、「朝の読書活動」は、日本全国の小学校、中学校、高等学校で取り組まれている。
本校においても、司書教諭を活用した読書指導を展開し、総合的な学習の時間に「読書活動」20時間設定し、読書指導を行っている。
この学習では、「朝の読書」活動の推進、図書室活用指導、教科学習と関連を図った読書活動等を行っている。
また、上江別小学校の保護者で組織されている「読み聞かせの会」と連携し、「いきいきタイム」での読み聞かせや毎週1回のロングの読み聞かせ、年2回のスペシャルロングの読み聞かせを実施している。読書活動については、全校的な取り組みを行っていて、1,2年生については、生活科の時間を指導時間に当てている。

 総合環境、ふれあい活動

「総合環境」の5時間は、学年の花壇整備の時間。「ふれあい活動」の14時間は、「1年生を迎える会」「卒業生を送る会」「各学期のふれあい活動」の時間である。

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