少人数学習指導の創意工夫指導方法や指導体制の工夫


 上江別小学校は、TT指導等にかかわり国から2名の加配がなされている。上江別小学校ではこの加配を受け、より効果的にTT指導等を推進するため、教務部、研究部を中核としたプロジェクトチームを編成し、指導方法、指導体制の工夫を行っている。


1 実施教科と時数並びに担当教諭 [年間指導総時数1420時間]


担任外教諭5名のうち、3名を少人数指導メンバーとし、全学年の算数の
授業でTT指導等を行っている。

教 科

担当者

年間指導時数

指 導 時 数 内 訳

1年算数

A教諭

年間190時間

1クラス38時間×5クラス

2年算数

A教諭

年間225時間

1クラス45時間×5クラス

3年算数

B教諭

年間240時間

1クラス48時間×5クラス

4年算数

B教諭

年間255時間

1クラス51時間×5クラス

5年算数

C教諭

年間255時間

1クラス51時間×5クラス

6年算数

C教諭

年間255時間

1クラス51時間×5クラス


 実施単元の計画、実施の基本的な流れ


 @ どの単元、どの領域でやるかは年度当初に教務が計画を立てる。

 A 担当教諭が2学年がまたがっての配置になるので指導時期を考慮する。
 B 実施した状況は、担当教諭が日計表、週計表にて記録、時数を集計する。 


 指導場面、指導方法


 @ 指導場面 ・単元のまとめ、習熟をねらう段階
  ・児童が理解しにくい場、時間で
 A 指導方法 ・3グループ(江別派遣を含む場合)

a未習熟 bおおむね習熟 c さらに発展

・2グループ  a未習熟 bその他の児童

・学級内でグループわけ、複数学級でグループわけ

・TT方式・興味関心によるテーマ別のグループ編成

*グループ編成は、子どもの意思を尊重する配慮を行い、差別、選別的な雰囲気が生まれないようにしている。

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