Kamiebetsu plan

　今年度いっぱいで江別小学校・江別第三小学校が閉校し、新年度からは第一小学校としてスタートします。
　上江別小学校は江別小学校から１７年前に分離・新設した学校です。このあたりは江別小学校の校区だったので、保護者の方・祖父母の方・地域の方には江別小学校を卒業された方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。１２９年以上の歴史に幕を閉じるのですから寂いですね。
　今年度は閉校にあたり両校で式典等がいろいろとありました。一部をご紹介したいと思います。

　８／８（土）快晴で暑い中、江別小学校のタイムカプセル開封式が行われました。開校１００周年の時に当時の在校生１年生～６年生全員で埋めたもので、３０年後の１３０周年の時に開封予定でしたが、今回の統合・廃校に伴い前倒しで今年度開封することになりました。絵や習字などの作品や作文、中には自分の声（歌）をカセットテープに吹き込んだものを入れた方もいたようです。タイムカプセルのある前庭あたりでは、開封前からあちらこちらで友だち同士が久しぶりに集まって楽しそうに盛り上がっていました。２９年前に埋めたタイムカプセルです。石で出来たモニュメントに守られているとはいえ中身がどうなっているか心配だったと思いますが、いざ開封してみると綺麗な状態で保存されていました。カセットテープもちゃんと聴けたとのことです。内容はなんだったのでしょうね。ちょっと気になります。
　この日は学校見学会も同時に行われました。校内の廊下には開校当初と思われる古い写真からず～っと現在にいたるまでの校舎や児童の写真が飾られていました。そのところどころで卒業生が自分達の写真を見つけてはまた盛り上がっていました。昭和の初めのころに卒業された方からつい最近卒業の中学生までたくさん来ていました。もちろん江別小学校に勤務された教職員の方も来ていました。ある廊下には開校から現在にいたるまでの在籍した児童名がずらりと並んでいました。人数が人数ですから一文字がとってもとっても小さかったですが、その中から自分の名前を見つけた時はとっても嬉しいものですね。
　最近は使用していなかった時計塔も統合・廃校が決まってから先生方によってキレイに片付けられて開放されていました。時計塔へ昇る階段は古く、大丈夫かな？と思うような階段でしたが、上に昇ると高台のさらに４階くらいの高さからの眺めは最高でした。
　時間がくるまでたくさんの卒業生や関係者のみなさんは校舎の隅々をゆっくり見て名残惜しんでいました。

　１１／１５（日）朝から小雨が降り少し寒い日でしたが、江別小学校閉校記念式典と思い出を語る会が行われました。全校児童や教職員、来賓、卒業生などが出席しました。式典では今まで江別小学校に尽力くださった方を表彰、来賓の方々のごあいさつ、全校児童の発表などが行われました。全校児童の発表では各学年思い出に残っていることを発表し、学校への感謝の言葉がたくさん聞かれました。涙ぐむ児童もたくさんいて出席された来賓の方や教職員も涙されていたようです。
　式典後場所を移動して行われた思い出を語る会では、かつて在職されていた教職員の方々や関係者、卒業生の方々が食事をしながらお酒を飲みながら語り合いました。教職員の方々が作った昔から今までの映像を見ながら懐かしく昔話をしていました。何名かの方には在校当時の思い出を発表していただき、笑いながらホロッとしながらの会食となりました。最後には出席の全員で江別小学校校歌を歌って終わりました。（名もかぐわしき～♪）




※第三小学校の様子は後日掲載します。