思い出の旧校舎

 

ありがとうこれまでの校舎
子どもたちから 感謝の言葉

 

 27 年2 月の全校集会「みんなの集い」は、感謝感激大作戦と題して、全員が校舎のいろいろな場所に思い出と感謝の気持ちを書いたカードを貼ったり、発表したりする内容でした。子どもたちのこれまでの校舎への愛着を紹介します。

 

玄関へ・1 年生

 「いろんな人とあいさつするのがたのしいから、げんかんがすきです」
パソコン室へ・5 年生

 「1 年の時から調べ学習の時が楽しみで、夢の時間のように楽しいからです。」
図書室へ・2 年生

 「 図書室には面白い本がたくさんあるから、本をいっぱい読みました。」
教室へ・6 年生

 「この教室には、先生にたくさんおこられたことや大事なことを教わった友だちとの思い出があります。」
トイレへ・6 年生

 「6 年になってから、初めてのトイレ掃除。いろんな苦労を体験できたのも、トイレのおかげです。ありがとう。」
放送室へ・4 年生</p>

 「 毎週みんなで、楽しく放送させてくれてありがとう。」

理科室へ・6 年生

 「 今までいろいろな実験をさせてくれてありがとう。理科のおもしろさを教えてくれてありがとう。」
音楽室へ・3 年生

 「 いっぱい楽器をつかわせてもらいました。ありがとう。」
音楽室へ・6 年生

 「皆と授業や学習発表会の練習卒業発表会の練習などといろいろなことに使わせてもらいました。最高の思い出をくれてありがとう。」
体育館へ・6 年生

 「 たくさん遊んだり、行事ができたのも体育館のおかげです。ありがとう。」

 

絵画作品  6 年間過ごした校舎への感謝

 

 

 26 年度卒業生は、6 年間過ごした校舎をテーマとした作品を描きました。

 この作品は、日本教育新聞で紹介され、北海道教育大学花輪先生から次のようなコメントをいただきました。
「特徴的なことは、子どもたちが愛情を持って描く対象や表現主題を決めていることにある。描く対象を探している子どもたちの目は、優しい画家の眼となった。(以下略)」

 

 

思い出の学校                 歴史のある日時計

 

思い出のランドセル              何回も何回も登り降りした階段

 

水槽                     裏舞台の理科室

 

この体育館での思い出             初めての図書委員会

 

思い出の文房具                いつも一緒だったつくえといす

 

思い出の図書室                練習したアコーディオン

 

好きなピアノを弾いている自分         ひびく音楽室 

 

アルバム  これまでの校舎の思い出

 

 教室の窓から、新しい校舎が完成に近づいていく様子を日々目にすることができます。とても楽しみなことではありますが、子どもたちにとっては、今まで喜びと苦労を共にしてきたこれまでの校舎と別れる日が近づくことでもあります。
 子どもたちは、感謝の気持ちを込めながら、毎日、校舎をぴかぴかに磨いています。これまでの校舎で過ごす最後の日、雑巾がけをしながら「今までありがとう」という自然な声が聞こえてきて、子どもたちが、今までの校舎に愛着を持ってくれている姿に感動しました。
 先日、来校されたお客さんを全教室ご案内したときに、「最後まで校舎をきれいに使っていますね」と、感想を話してくださったこともうれしい出来事でした。

              (学校便り「やちだも」平成27 年7 月)より

 

写真上:左も右も理科室。実験と調理を同じ教室で行うのは・・・?

 

たくさんの本との思い出が残る図書室。楽しい場所だったが、建築から48 年。
床があきらかに傾き、老朽化が進んでいた。

 

元気なあいさつが響いていた児童玄関。  校舎配置図賞状や写真が掲示された職員室前廊下。

 

元気な歌声が響いていた音楽室。平成15 年に増築された市内の学校で一番新しい建物だったが。

 

みんなで遊んだ体育館。            歴史を感じる木の階段。

 

これまでの校舎ありがとう集会

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう集会のためのビデオ撮り。

 

 

 

 

これまでの校舎で生活する最後の日。
一生懸命雑巾がけ。
「ありがとう」

という自然な声が聞こえてきた。
最後まで校舎をピカピカに使ってくれた子どもたち。

 

  これまでの校舎ありがとう集会。この校舎で暮らす最後の日。全校児童で中庭を囲む輪をつくり大きな声で「ありがとう」。

 

最後の航空写真

平成25 年、運動会当日の様子。(2013年6月16日)